バーに行く前に電話すべきか問題。

私は基本的に、飲食店に伺う際は事前に電話連絡するようにしている。
その方が店の方も準備できると思うし、より一座建立に近づく気がするためだ。

でも、バーだけはいつも迷う。
既にお店で飲んでいる人たちの雰囲気が、電話の音によって壊されるのではないかという懸念がある。
これに関しては未だに正解が分からない。
電話せずにフラッと立ち寄って飲むのが良い気はするが、例えば六本木からタクシーで銀座まで行って満席で飲めなかったら悲しい（笑）。

少し話は変わるが、個人的に鮨屋と床屋は何日も前から予約していくようなものではないと思っている。
食べたいとき、切りたいときに『今から15分後くらいに一人って入れますか？』とか電話すればいいと思っている。
しかし、妻と行くときや仕事関係のときなど、事前に予約が必要なときはある。

そういったときに鮨屋は何時に電話すべきか。
まともな鮨屋であれば朝早く仕入れに行って、午前中は仕込みをし、午後は寝ていることが多いのではないだろうか。
という事で、この場合も悩む事になる（笑）。

人によっては、相手は接客業だしサービス業なわけだから、そんな事は気にする必要無いと言うかもしれない。
でも、私は店と客は対等な関係だと思っている。
上述したような細かい気遣い、店での金の払い方、振る舞いが“きれいな”客でありたいと思っている。

まぁ色々と書いたが、要は、楽しいお酒、美味しい食事、素晴らしい雰囲気に辿り着くために客側も色々考えるべき事があるのではないか、という事だ。