2015/11/07

平日夕方に見学会。

ステファノベーメルのトランクショー@ブリフトアッシュに行ってまいりました!。
ヌメ革で作ったベーメルの靴にパティーヌするとの事。


開始予定時刻の18時に間に合わなそうなので少し走りましたが、着いたらまだ始まっておらず、走って損をしました(苦笑)。
という事で、始まるまでオレンジジュースを貰って飲んだり、昼の部でパティーヌした片方を見せてもらったりして時間を潰しました。
そうこうしている内に人が集まってきたので、パティーヌ開始です。


最初は和やかに見ていたのですが、途中からシンナーの臭いがきつくなり、後方へ離脱(笑)。

楕円形のカップに入ったやつが確か青系の染料で、筆の一番近くにあるやつが黒、真ん中の3つが茶と黄のバリエーションだったかと。
あれ?。となると緑系の染料が無いぞ。
私の聞き間違いか、聞き逃しの可能性大です。。すみません。


最初は布で、途中細かい箇所は筆を使い、最後はまた布で仕上げていました。

その頃、私は後ろでビスポーク靴を作られている方に、オーダーベルトに関する質問をしていました。
バックルが思ったよりごつかったため、即オーダーはしませんでしたが、シルバーバックルのついたオーダーベルトとしては安いと思います。
CEOのトマーゾさんが適当に日本円を算出している可能性ありです(笑)。
1ユーロを100円くらいで計算している気が。。

ちなみにステファノベーメルのビスポーク靴を履いていき、これと同クオリティの黒革でベルトを作れるか聞いたところ、意外な答えが。
なんと、既製品とビスポークで革(カーフ)は変えていないそうです。
ちょっと未だに半信半疑なのですが、普段営業トークとかされなそうな職人さんの答えなので、真実なのかもしれません。
(とはいえ、カーフのレザーサンプルに真っ黒は無かった気がするので、私と職人さんの間で正確な意思疎通ができていなかった可能性もあり。)
触った感じは明らかに履いていった靴の方がグッドクオリティなんだけどな〜。。


なお、ステファノベーメルさんが亡くなられて少し経ちますが、会社としてステファノベーメルさんが遺された物を大事に守っているなという印象を受けました。(短い時間のやりとりでしたが。)
ベルトの素材でエキゾチックレザーがあるかと聞いたところ、シャークとエレファントのレザーサンプルを出されたんですね。
そこで、アリゲーターとかクロコダイルは無いか聞くと、ステファノさんが華美過ぎるギラギラしたものがあまり好きでは無かったので、マットクロコのようなものなら用意できるが、といった回答でした。
また、ベルトのバックルの形についてもメインで展開しているものは、ステファノさんが生前ずっと身につけていた形のようで、職人さんも愛着があるデザインのようでした。


個人的に今、オーダーするか悩んでいるのはエレファントレザーのグレーを使ったシルバーバックルベルトです。
マルモラーダのエレファントと合わせたら良さそうだな〜と思いまして。(ベルトと靴がエレファントはやり過ぎですかね?)
エレファントレザーのベルトは既成ではまず無いでしょうし、悩みます。。
まぁとりあえずステファノベーメルのメアドは聞いたので、買う決意をしたらメールする事にします。
なお、本日いらっしゃっていた日本人職人の方に対応していただけるそうで、日本語でメールを送っても大丈夫みたいです。

2015/11/03

大きい革の鞄を使おう。

いつからか好きになったのか分かりませんが、昔から革の大きい鞄に憧れがありました。
それは古き良き時代の旅を想起させるからかもしれませんし、単純にファッション的観点から男性が大きい鞄を持った時のバランスに魅かれているのかもしれません。


ただ、実際に使うのは大変です。
重いので肩は凝りますし、片手はふさがりますし、あまり良いことはありません(苦笑)。
正直なところ、リモワやグローブトロッターのキャリケースを使うのが現代人として正しい気もします。

しかし、そんなデメリットを覆すくらい、かっこいいんですよね。
この辺りが悩ましいところです。。
革を薄くすれば軽くなるんでしょうけど、不思議なもので、かっこよさも薄れる気がするんですよね。


冒頭の写真のパープルレーベルは主に旅で使っていますが、日常ではこのマルチネンギの少し小さなサイズを愛用しています。
パープルレーベルが横50〜55cmくらい、マルチネンギが横45〜50cmくらいです。
デザインと持つ人の体型にもよりますが、男性が持つバーキン系統の鞄は45cm以上ないとかっこよくないと感じます。
インスタグラム等でよく見かけますが、バーキンの40cmを男性が持つのはやめたほうが良いと思いますね。
重いのをやせ我慢してでも、オータクロアの50cmとかを持って欲しいです。

(この写真はNIGOさんのハニカムブログから転載。)

以前、NIGOさんがハンツマンのビスポークスーツに水色バーキンの50cmを合わせていましたが、かっこよかったです。
また、ファレルウィリアムスが使っている紫色のクロコバーキン50cmなんかも、すごく良いですね。



さて、最近ネットをチェックしていたら、なかなか良さそうな鞄がありました。

(この写真はハニカムから転載。)

5525ギャラリーというお店がポーターに昨年作らせた鞄のようです。
右下のポータータグは全くもって不要ですが、全体的な雰囲気はすごくいいなと思います。
今度見に行って、革の感じとか内部の作りを見てみたいですね。
もう売ってないかな?。

(この写真はアローズの小木さんのインスタグラムから転載。)

ちなみに、最近こんな感じの物も発売したみたいです。
数シーズン前から一部のファッションブランドやインテリアショップで話題の、刺し子とか襤褸を使ってあるようです。
これ、刺し子の方が結構良さそうなんですよね〜。
ちょっと欲しいです。

(この写真は5525ギャラリーのHPから転載。)

ちなみに小木さんが持つと、こんな感じのようです。
個人的にはもう少し縦のサイズが欲しいですが、普段使いに良さそうなんですよね。

あと、小木さんがレディメイドというブランドのバッグを持った写真も、大きい鞄を持つ参考になるので、ついでにご紹介。(革素材ではありませんが。)

(この写真もアローズの小木さんのインスタグラムから転載。)



いや〜、休みだからって久しぶりに真面目にブログ書いたら疲れました。。

またやってる。

NIGOさんがアローズと一緒にやってるNIGOLDというブランドですが、またターンブル&アッサーとコラボしたみたいですね。
ちょっと現物が見たいです。

(写真はUA&SONSのインスタグラムより転載。)

リメイク。

レディメイドというブランドのミリタリーアイテムから作った鞄、気になって結構前からチェックしてましたが、アローズの小木さんが持ってる物が一番かっこいいですね。
大きさ、持ち手の長さ、プリントの雰囲気がいい感じ。

(写真は小木さんのインスタグラムより転載。)

2015/11/01

緑と紫。

マリネッラのカシミアストール。
素敵な色出しだと思います。
こういう雰囲気の物はあまりないような気がします。

(写真はマリネッラのブログから転載しています。)

この写真はディティールがわかる。

最近書いていたフミヤヒラノの洋服ですが、トゥモローランド渋谷本店のブログに掲載されたので紹介致します。
私が以前試着した紺ブレザーよりも明るい生地のジャケットですし、写真がきれいなので、仕立てのクオリティがわかりやすいかと。
具体的には以下のリンクよりご覧ください。

http://tomorrowland-shibuya.blogspot.jp/2015/10/fumiya-hirano-bespoke-london.html

ちなみに、以前フミヤヒラノのジャケットを試着した感想の投稿にて、『あからさまなハンドステッチのような手仕事感があるわけでもない』と書きましたが、これは言葉足らずな表現でした。
これは、アットリーニのダブルステッチや、オラツィオルチアーノのボタンホールを意識して書きましたが、フミヤヒラノのジャケットには手仕事感がないと、誤解を受けかねない表現だったと思います。
上記リンクから実際のジャケットをご覧になってみてください。