2014/09/27

ネット上のファッション批評の不毛さ。

ネットを徘徊しておりますと、twitterやブログで『それはダサいよ』等の批判めいたコメントがあったりします。
また、自撮りなんぞをしておりますと、名が売れた方は2chなどで批判されることもあるようですね。
批判までいかなくても『そのパンツの色、ピエロみたいに見えるからやめた方が良い』とか上から目線のアドバイスコメントもあったりします。

個人的に思うのは、ファッションのセンスが分からない、顔の見えない相手からのアドバイスとか批判ってあまり意味を持たないな~という事です。
なぜなら、顔が見えない恐ろしくダサいかもしれない人が言う『そのジャケットのサイズ感間違ってるよ』という言葉と、センスに信頼がおける人が言う『そのジャケットのサイズ感間違ってるよ』という言葉の意味するところは大きく違うと思うからです。

つまり、顔の見えない状態でいくら大言壮語したところで『偉そうに言ってるけど、お前はどうなんだ?』と思われるだけの気がします。
(批判の受け手が大人なら何か言われても角の立たないように返事をしておしまいですが。)

例えば、落合正勝さんは色々書籍を出されていますが、彼のやっていた事や、着ていた服や靴を知っているからこそ、彼の言説に信頼がおけるわけですよね。

相手に何かを伝えたいのであれば、説得力が無いと全く意味がない気がします。
まぁ、違う見地から考えると、何か言われるというのは、言われた側に隙があるとも言えますけどね。
(成金丸出しの投稿とか、物を大事にしない投稿とか、言われてもしょうがないな~というものは確かにあります。)

私も着道楽歴が長いので色々と一家言は持っているつもりですし、センスにもある程度の自信はありますが、まだまだ他人の服装にケチを付けられるほど驕り高ぶれないですよ。

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